なにわの商人決定戦(上)

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第3回OMCカップ☆ 〜なにわの商人決定戦〜 のモノポリーの大会に参加。

当ホームページにも時々現れるおもさんの優勝カップ返還で始まる。

一位の人は、今年の秋の日本選手権のシード権も得られるとあって、こっそりと一生懸命プレーする。

第2回の昨年こそは、仕事と重なっていて参加できなかったものの、2年前の第1回大会では、実は2位になっているという相性の良い大会。50名を超える参加者。
優勝の可能性を残すには、最低でも3ゲーム中の初戦は2位以内にはいるのが目標。

第1ゲーム。
序盤で手損のうえに駒損という形勢。
このゲーム、チャンスがもしあるとすれば一度だけだろうということで、自分のえがいていたチャンスが訪れるまで、グリーンという扱いにくい色を持ってひたすら辛抱に次ぐ辛抱で、そのたった一度のチャンスが訪れるのを待つ。
「きょうの神崎さんは、いつもと違ってて黙ってて真剣な顔してたみたいですね」
…と、同テーブルの美人ママさんプレーヤーに、局後言われたほど…。
息を殺してチャンスを待つ。
その甲斐あって、これしかないタイミングでほかの有利な人どうしの力関係が微妙にバランスが保たれて、ワンチャンスが来て、幸運にも1位に…。
さらに、最低資産で1位になった人に対する賞=グリーン賞にもノミネートされる。
将棋にたとえれば、相手を投了させた時、どれだけ駒損しているかという賞とでもいえばわかりやすいだろうか??
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