ためになったことと、少しビックリしたこと

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昨日のA級順位戦谷川ー三浦戦を並べていると、昨日もその模様を観戦していて、本日対局中の富岡七段が降りてきて、こういう手でこの手はどうだろうか?とか
ここではこうだと思ったとか、いろいろと聞かせてくれる。とても参考になる。

大熱戦で、その終局時刻がかなり遅い1時42分だったせいもあってか、今朝の毎日紙朝刊(関西近辺?)にも結果が間に合わなかったみたいだ。

次は竜王戦第4局。
観戦記担当の圭記者が現場の感想を教えるから、少し将棋の解説を…と依頼されて畠山鎮六段と、ふたりでいろいろと説明をする。

皆の関心もとても高く、本日のB2の対局者も、昼休みに畠山六段が並べている時にいろいろと意見を聞かせてくれたそうだ。
森九段指摘の銀打ちとか、鈴木大六段指摘の歩を効かしてから歩を垂らす手順とか
三浦八段が言ってた角を端に受ける筋とか、現地の検討の模様とか、両対局者の感想とか、いろいろと間接的に聞くこともできて、さらに自分の意見も言ってみたりで、とても勉強になる。
いろんなほかの人の意見も聞けて、あるところは自分と同じ感覚、あるところは、なるほどという手順でとても参考になった。

取材熱心な圭記者による読売新聞の観戦記は27日からの掲載予定なので、ぜひご覧ください。

8時過ぎ。
記録係が本日の順位戦のなかの終局した棋譜を持っていたので、その棋譜を借りて圭記者と並べる。
対局者だったの石田九段が現れて、その将棋の感想を少し解説してくれた。
快勝だったみたいで、ニコニコとされていた。

さらに
「神崎くんはホームページというのを持っていて、いろいろとやっているらしいね」
と石田九段に話しかけられてビックリ。
石田先生も、支部のお知り合いのかたがHPを準備中とのこと…。

「私なんかは、もう歳だから、インターネットなんかとてもとても…」

「いろいろと難しいことを覚えられるよりは、そういう知識のある人に協力してもらうという先生のような方法が、いちばんいいと思います」
とすすめさせていただいた。

でも「私のホームページの常連の方のなかにも先生の名解説のファンのかたはたくさんいらっしゃるみたいですよ」
というひとことを付け加えるのを忘れてしまった。(^^;
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki