日経文化部でも少し話題になったらしい投票結果

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昨日の話。
A級順位戦やC級2組順位戦の検討をいろいろとしていると、
日本経済新聞の将棋担当記者様よりお電話をいただく。

いったいどんなご用かな(・・?) 
受話器を手にする。

どうやら観戦記者投票のアンケート結果をご覧いただいたようだ。
かなり参考になるそうで、さらに投票された方々の年齢層まで、もしわかれば知りたいとのこと。
現状ではそこまではわからないのだが、とにかく投票結果について新聞社の担当者が注目して見ていただいたという事実だけでも、あの企画を実行した甲斐があるというもの。

これからも、どういう投票をして欲しいか何かリクエストのある人は、現在そういう投票も実施中ですので、ご希望があればぜひよろしく→  >新聞社各社さま

なんとなく、ふだんの新聞読者層とインターネット利用者の年齢層は少しだけ違うような気がする。(新聞のほうが平均年齢高いのかな?)

投票の結果1位となられた青野九段は、日経王座戦にも最近も書かれている最中(丸山ー森内戦)
「日経の紙面を読んで投票された人よりも、近代将棋やその他(NHKテキスト)を読んで投票した人の方が多いのでは?」との質問も受ける。
1位に投票した人のその理由までは知らないのだが、過去に日経の観戦記の内容についてけいじばんで話題になったこともあるので、間違いなく実際の観戦記を読んで投票した人もかなりの割合というのが私の読み筋。(そうですよね>棋界雀さん)
もちろん?でもそう答える。

記事としてとりあげるほどでもないとのことだが、その理由もなんとなく推測。
王座戦はいろいろと複数の棋士に観戦記を依頼することも多いので、あの結果を活字にするには、いろいろと別に気を使わなくてはいけない事情も生じることは、私にも予想できる。

紙面には、これから、挑戦者が決まるまでの準決勝、決勝が掲載されて、
そして、羽生王座に久保七段が挑戦する五番勝負ももうすぐ始まる。(9/5から開始)
その観戦記には、たしか作家のかたが登場されることが多かったような気がする。

…ということで、日本経済新聞王座戦、皆様よろしくお願いします。
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