天候の影響受けにくい職業
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昨日はC1順位戦。対有森七段。
朝、福島駅の近くで突風。
傘のホネが曲がる。(;_;)
台風が来て、あっちこっちに大きな被害を与えたりとか、
王位戦第4局の2日目の様子とかはほとんど知らない1日。
昼食休憩と、夕食休憩の食事中にニュースを少し見ただけ。
島八段という強敵に勝って昇段したばかりの飯塚新六段も大阪で対局だったので
「昇段おめでとうございます」とお祝いを言う。
「神崎さんこそ七段おめでとうございます」
そういえば久しぶりに会ったような気がする。
3週間先にも会う?予定だけれど…。
午後3時の対局観戦。御上段のモニターテレビに映る盤面で対局をしていた。
かなりおおぜいの観戦者に来ていただいたような気がする。
2時55分頃、うまい駒組みをされて少し作戦負けかな? と思っている時の私の手番。
何人観戦に来ていただいたかさえ見る余裕もなし。
もちろん観戦時間の10分間、私は固まったまま。そのまま考え続けて妥協した手を指すのに34分の消費。
長い長い駒組みが続いて夕食休憩後、しかたなく仕掛ける。
細い攻め。
相手にうまい受けがありそうで一手うまい受けがあれば即切れ筋という局面が終局直前までずうっと続く。
自信は全くなかったのだが、運良く切れない形になり11時半頃になんとか勝ち。
感想戦。1時間ほど。
隣の部屋の畠山鎮ー飯塚戦(畠山勝)の感想戦も途中まで聞く。
タクシーの運転手さんに、台風がかなりゆっくりと進んでいること等いろいろ教えてもらいながら帰宅。運転手さんも、この客は何も知らないのだなぁと思っていたかも?
インターネットで王位戦の結果見る。羽生王位の防衛のようだ。
1日目に少し書きこんだ王位戦掲示板に、
2日目の昼休みに、観戦記担当の池崎記者よりレスがついていた。
「現局面(64手目△3三桂)、大阪での評判はいかがですか。
こちらでは田中寅彦九段と古作登さんがさきほどまで研究
していて、「後手を持ちたい」と話していました。」
↑ごめんなさい。対局中でまるっきり余裕なく、いまだに棋譜も知りません。
現地の田中九段や古作さんと検討できるせっかくの機会だったのに、少し残念。
昨日の17時間ぐらいの間、別世界に行っていたような気がする。
長距離の移動の時は大変だが、天候に直接影響を受けにくい自分の職業に感謝。
今から王位戦の棋譜を並べてみようと思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki