クーラーのよく効く部屋

151013
午後より連盟、棋士室。
対局がなくても、数人の棋士奨励会員。

この部屋のクーラーは、業務用とあってとてもよく効く。
26℃にすると、真正面の風の当たる人は寒いぐらい。
だいたい27〜28℃になっていることが多い。

山粼四段が棋譜を並べているのを横で眺める。
たまたますでに私も並べたことのある棋譜なのだが、私が自分で並べた時と
止まる箇所がだいたい同じみたいだ。
ここでこの突き捨てがはいったら、どういう変化で特するのだろうか?
とか、ここで居飛車穴熊に囲われる前に、急戦するとどうなるのだろう?とか。

山粼四段は東京で対局のあと、熊本へ行ったとかで、少しくたびれているみたいで早めに帰って行った。

夕方になって、次は長沼六段現る。
5日後に挙式→旅行を控えて、いろいろと準備中のようだ。
やはり棋譜ならべ始める。
木下七段や、ほかの奨励会員と意見交換しながら、並べている。
私は詰将棋眺めていた。(注→解いているではなくあくまでもながめている)

しばらくして
「いろいろと考えたり検討したりしながらなので、2局並べただけで疲れた〜」と言いながら終了。
「長沼先生は3局並べられていましたよ〜」と横で見ていた奨励会員。
「あの将棋とこの将棋と今の将棋」
こういうところで必ずツッコミがあるところが、かなり関西らしいといえば
関西らしい光景。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki