新刊と新タイトル戦

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本日詰将棋の本「盤上のファンタジア・若島正」(河出書房)購入。
観戦記の取材で連盟に来られていたことも何度かあったがしばらくお会いしていない。
帯の推薦文に、内藤九段、羽生五冠、谷川九段という豪華メンバーの推薦文があるという、詰将棋の本はこれから先もないような気がする。

過去に詰ましたことのある作品はじめ中味の濃い内容。
でも昔解いたものでも忘れているので、また楽しめそう。
目玉は、今回のために作り直したという難解な煙詰「地獄変」という少し怖い名前がついている。三日ですむか一週間以上になるかどうかわからないが、この難しそうなのを眺めているのもなかなか悪くないなとも思う。

三社連合主催王位戦7番勝負第1局。
羽生王位の完勝に見えた。
屋敷七段の矢倉で相手の急戦を誘う作戦は意表だった。
忍者流の独特の相がかりを予想していたから…。
でも、そういう予想どおりの作戦をやらないところが、やはり屋敷七段らしい。
きっと第2局以降もいろいろな戦法が出てくること思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki