取材したつもりが…

130592
朝日の観戦記を書いている観戦記者に(遊)さんというかたがいる。
棋士を取材して、それを文章にするのが、観戦記者の仕事。
時々、控え室の風景等で、登場させていただいているから、逆に取材してやろうと企んで、朝日オープンの一回戦の結果予想を開始前に取材してみた。
ノートも用意して、きちんとφ(.. )メモメモして、それを将棋世界の原稿にも書いて、自分では観戦記者を取材した棋士のつもりでいた。

数日前、朝日紙の(遊)さんの観戦記を読む。

思わず笑った。

「控え室には神崎七段がいた。将棋世界の依頼で取材に来ているそうだ。いろんな人に結果予想を取材して聞いている。記者も聞かれたので3-7と答えておいた。ノートまで片手に持っていた。」
↑少し違うかもしれないがだいたいこんな文章。

自分では、記者を取材してしめしめと思っていたのだが、こっそりと逆に取材しているところを取材されていたのだ(ややこしい)
恐るべし、(遊)記者。

世界誌から、次号以降の方針について電話いただく。
私の希望どおりの多めのスペースをくださるそうだ。(毎号数ページ程度)
ありがたい。
毎日文章を書くクセつけているせいか、以前とは違って、原稿書くのは全然苦にならない(笑)

将棋世界は7月1日に8月号の発売予定。数ページ書きましたのでよろしく購入を。
また、賞品を提供していただいている近代将棋も26日発売予定。
こちらもよろしくお買い上げください。
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