棋聖戦第2局 挑戦者勝ちタイに…

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羽生棋聖がこんなに一方的に負かされてしまうとは…。

郷田八段の早く▲８六角と上がってから穴熊をめざす指しかたについて
新聞や雑誌等でどう報道されるかが楽しみ。

「郷田新構想を見せて快勝」となるのだろうなぁ〜たぶん。

私のたよりない記憶によると、前にもこういう指しかたの将棋があり、後手の４３の銀が△52銀左と引くような駒組みからの急戦という将棋があったような…。
たしか、関西会館での対局だったと記憶している。

その時は振り飛車が勝ったため、あまりまねする人は少なかったが、今回のこの快勝を見てまねしたり、参考にしたりする人も出てくるような予感。

余談だが週刊将棋紙の名人戦最終局に対する記述にはおおいに不満。
「△７五歩は定跡化された一手。」(私は大盤解説会で名人の新手と解説した)

「棋聖戦第1局も同じ進行で、その将棋は▲７五同歩と応じたが本局は▲８三角」
(ふたつの棋譜を比べてもわかるとおり、棋聖戦は▲６六歩に対して△７五歩ではなく△２四歩と指しているので、その▲８三角の局面以前にすでに別の将棋になっている)

でも締めきりスレスレで、記者は慌てて棋譜を確認せずに書いたというのが私の読み筋。
そういう記述にはいつも正確な関浩さんの毎日紙の観戦記に期待している。
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