街の電器屋さん

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「もしお急ぎでなかったら、ほかにも少しみていただきたいものもあるのですけれども…」
こういうふうに人に頼みごとをお願いする時には、モノポリーというゲームの経験が役に立つ。(←ニコニコ笑いながら謙虚にたくさんの交渉ごとを成立させなければならないゲーム)

街の電器屋さんに、電器製品の取りつけに来てもらっていた。その帰りぎわの話のこと。
コンセントの接触が悪くなってしまって、そんなに古くはないのだが、昨年の夏より電気が通らず動かないままの扇風機を少し診てもらった。

やはり、さしこみの箇所のセンが焼けてしまっていて、ちょちょいのちょいで修理してくれた。その修理については、100円玉二枚の部品代だけにサービスしてくれた。＼(^o^)／　　　

ここで、手順前後を思い出す。数ヶ月前、電熱ポットの、磁石でくっつくタイプのセンがやはり不調になっていた。
近所でもやたらと大きな広告を出すので有名な大手電器店なら部品はあるだろうと思って探しに行った。(←今から思えば疑問手)

何ヶ所かたらいまわしにされたあげく、(｀´メ)
「その品は、メーカー取り寄せになりますので、○○○○円と1週間かかります。」
店先の新品の半額近くもかかるし、時間もかかるのなら、面倒くさいやと思って、ついつい、新品のポットを買ってしまった。なにしろ冬はコーヒーとかをよく飲むので、手軽な電熱ポットは必需品だから。

今日来ていた街の電器屋さんに聞いてみると、やはり大きな量販安売り店は、価格を下げるために、修理や部品取り寄せというアフターサービスの部分が劣ることもあるというのは当然という。

修理や取りつけの作業をしてもらいながら、世間ばなしとかするのも私はけっこう好きなので、街の電器屋さんもなかなかいいなぁと思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki