阪田三吉杯将棋大会 下

(下よりの続き)
10面指しの指導対局を2回。特に2度目の指導の時は、形にとらわれない自由な発想の下手が多く、指導してても、ジョークも聞こえてきて、楽しく指した。

指導を終えると、ちょうどどのクラスも決勝戦と3位決定戦の最中。
その模様を6面ほど大盤に並べるという仕組みなので、同時に見渡せる。
対局者も人垣が押し寄せてこなくて、落ち着いて指せるのがいい。
ほかの大会でも、応用のきく好手筋。

招待選手どうしの吉澤アマ竜王ー開原アマ名人という、A級の決勝戦を中心に観戦。
あとで別のかたに聞くと、はじめての対戦だったそうだが、
進行を見ていると、もうふたりで何番も指したことがあるかのように感じた。
細かい手筋の多い好局でアマ名人のほうが勝ち。
思わず感想戦に参加して、質問したり、意見も少し述べたりもしてみた。
また、マナーが良い方々だなぁ〜とも感じた。

進行を眺めていて、こう進みそうだなぁ〜という予想に近い進行だったので、もしかしたらこの両者とは、私は棋風が似ているのかもしれない。(笑)
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