阪田三吉杯将棋大会 上

109873
日付が換わってしまったが昨日は、将棋大会の審判。
堺市堺市教育委員会主催の第14回阪田三吉杯という恐らく関西最大規模の将棋大会。
A〜E級まであって、毎年すぐに参加者が定員いっぱいになってしまうという大会。
今日も、堺自転車製造卸共同組合提供の優勝賞品の自転車が会場に並んでいた。

開会式で、堺市長や審判長内藤九段の挨拶を聞いたあとは、招待選手控え室に行く。
少し前にも書いたが、中華人民共和国から許建東さんとふたりの少年が招待選手として来ている。ほかにも、開原アマ名人、吉澤アマ竜王ほか、小学生名人、ほかにも数名の招待選手がいるのが、この大会の特長のひとつ。
この観戦記情報の更新のために、最近藤原五段ー開原アマ名人(棋王戦)の開原さんの自戦記を読んだ。
かなり謙虚かつ、しかも実戦心理を見事に書かれていた文章を拝見して、ぜひアマ名人と1度会ってみようと思って控え室を訪ねてみた。
会うのは初めてでも、共通の知り合いも何人かいるため、けっこう話もはずむ。

その後は、会場をうろうろして、(本業の審判業だから当然)いろいろな参加者の対局の観戦。
参加者が500人を超える大会ともなると、元奨励会の後輩、私の出身地の和歌山からの参加者、詰将棋作家、研修会員、…etc…久々に会う懐かしい知り合いや、あっこの人は関西将棋会館道場の常連だなと思う人はじめ、いろいろな人を見かけたり、
会って話したり…。

大会なので、参加者の意志の疎通がうまくいかなくてトラブルになることもある。
そういう時は審判員神崎の出番。事情聞き、判定をする。選手にも最終的には納得していただいて、ホッとする。
(つづく)
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki