名人戦は2-2のタイに… (端の打ち捨ての時機)

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囲碁将棋ジャーナル見る。冒頭に神吉六段の結婚の話題出る。
でも、神吉さんの写真や、コメントや、衛星放送での初代司会者としての実績について
あまり触れられていなかったのは、少し物足りないように感じた。
でも、神吉さんおめでとうございます。

羽生さんが教壇に立つ、「ようこそ先輩課外授業」 の再放送を見る。
なかなかうまく子供たちの印象に残る授業をされていたのに、
さらにもっとこうすれば良かったかも…とさらに反省されている羽生さんの映像は
ちょうど、勝った将棋の感想戦でも反省している姿となぜかダブった 。

それから連盟へ…
名人戦は予想外の方向へと進んでいた。二筋を破らせて桂損しながらも無理やり飛車交換という谷川九段の指し方にはびっくり。
長沼六段、解説会の助手の奨励会三段と、検討相手を時々換えて検討。
数手後の△4六角に対しては、▲2八角と合わせて、△4五歩ならば▲ 8八銀で先手の名人が指せるという結論。
しかし、実戦の進行は▲6五角! かなり見当違いの検討だったようだ。(笑)

夕方になり、会館の人口が増加。
6時からの神吉六段の解説会に合わせて、お客さんが少しずつ来られる。
少し解説会を4階にのぞきに行ったりしたが、座る場所もあまりないぐらいの大勢の人数。
3階では、浦野七段や長沼六段と検討。難しいところもあったが、△9五歩に対して
▲8八玉とかわした手が好手で丸山名人の一手勝ちという結論。まもなく終局。

その後も端にキズを作るための△9五歩を打つ時機等について、調べたり考えたりしたが
なかなかそのタイミングがありそうでないみたい。
△4九飛のところで△9五歩というのも、浦野七段や長沼六段と調べたが
そこで、▲8八銀が良い手では? という結論。
「でも、そのタイミングで打たれたらボクなら▲同歩と取ってしまいそうだなぁ〜」と長沼六段。 まったく同感である。
角取りに△6四歩と突くところとかのタイミングで△9五歩もあったかもしれないが、どうも別の変化が生じるようだ。
これで2勝2敗のタイで七番勝負が三番勝負に…。ますます目が離せない 。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki