消えた将棋盤?

90122
土曜の日記を日曜に書いてはいるのだが、内容は金曜のできごと(笑)

感想戦を下段で聞いていた。
隣の部屋の御上段からは、二局とも秒読みの声が聞こえる。
その下段の将棋の感想戦が終わり、のどが乾いて2階の自動販売器で飲み物を買う。どういう局面になったかな?と2階道場のモニターテレビをのぞいて見る。
ついさっきまで対局が行われていたはずなのに、将棋盤がなく畳の目が映っている。 駒がはいっていないはずの駒箱だけが残っていたが誰かの手が現れて、それも消えた。
(・_・?)ハテ

90308
なるほどと思い、急いで五階に戻る。

やはり、隣が対局中ということもあって対局者が将棋盤を持って隣の部屋の下段に移動されていた。
最近、東京での対局風景の描写にも時々現れるが、なかなかいい傾向だと思う。
特に決まりとか、ルールというものがたとえ決まっていなくとも
こういう時(隣の対局者が秒ヨミの時)は、このようにして、対局中の棋士が全力で対局できるように、すでに終わった棋士が配慮するということがますます定着してゆけばいいと思うし、私も見習わなければ…と思った。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki