便利になっても大事なこと

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以前けいじばんに情報の伝え方ということを書かれた方がいらっしゃった。
個人→個人とか 個人→不特定多数というふうに、いろいろ。
それを読んだ時はとても参考になった。

ホームページを作ってから、情報伝達の方法がさらに増えた。
今まででも、直接話す、電話、FAX、留守番電話、手紙やハガキ、雑誌等に原稿を書くというふうにいっぱいあったのに、

さらに自分のこのスペースにこうして日記を書く、自分のけいじばんに書く、ほかの掲示板に書きにいく、メールを出す、メールを受け取る、チャットルームで話す、さらに、携帯電話にパソコンからメールをを送るという変則なものまでもあり、手が広過ぎて迷うぐらい。

いくら情報伝達の方法や手段がこれから先さらに増えて便利になったとしても、
大事なのは、伝える側が、受け取る側に、伝えたいことを正確に伝えるということがやはり大事だと思う。
簡単なようで、これが難しい。

ほんとうに大事なことは電話で済まさずに直接会って話したほうがいいということは、昔からよく言われること。
経験上まったく、そのとおりだと思う。

顔を見ずに話すと、微妙なニュアンスとか、本当にその人がどう思っているかということが、受け取る側に悪気がなくとも、誤解してしまうようなことが、時々あり、私自身もそういう失敗をしたことは数々あるような気がする。
インターネット上で論争したりしていることのほとんどは、そういうふうに、意志の疎通の失敗による何気ない些細な勘違いとか、論争の争点がずれていたりとかが原因のような気がする。

いろいろと情報の伝達方法が便利になればなるほど、相手が何を考えているかを、もう少し深く考えて、なるべくその人の考え方や主張等を少しでもくみとってあげれるようにしなければいけないと思うし、また逆に、自分の考え等を誤解されないような表現方法にも気をつけたいものだと思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki