決勝収録

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収録開始前の棋士室。
読み上げの古河女流初段、司会のNHK村上アナほか、関係者多数でにぎやか。
最近の棋譜を並べようと駒箱を開ける。
公開録画の決勝で、のちに後手 となる棋士(変な表現だが、一部のわかる人には、わかるだろう)(笑)が親切にも、後手のぶんの駒だけ並べてセットしてくれる。
対局直前だというのに…。 
でも助かる。
神「駒を並べる時だけ手伝ってくれて、棋譜を並べはじめたら見てくれるだけというのがいちばん助かりますよね」
神「一見本人は、手伝ってくれているつもりでも、途中で手を出してきて、実は邪魔というのが困りますよねー」
後手番になる棋士は、静かに笑っている。
途中係りの人が呼びに来られて、その棋士は階下の本番へと、でかけた。

対局のほうは、手に汗にぎる大熱戦。とてもおもしろく、勝負どころは、棋士室にて、淡路九段、井上八段、浦野七段、安食女流2級というようなメンバーで検討。
なかなか検討のスピードが、30秒将棋のスピードに追いつかない。
そういえば、囲碁棋士も見に来られていた。
囲碁将棋ジャーナル司会の佃さんや、棋院の将棋部のエースの後藤さんの姿も…。

終盤のきわどい、いい将棋だった。
会場まで足を運ばれたファン(遠くから来ていた人も多かったみたい)もじゅうぶん楽しんで帰られたことだろうと思う。
解説者は谷川九段で、決勝の放送日は、3月18日
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