まだまだ研究不足

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本日の昼間の東京将棋会館 桂の間。
棋譜を並べていたら、その棋譜の名前の欄にある棋士が偶然現れた。
この部屋の常連田中寅彦九段の登場。
並べていたご本人の棋譜の急所を教えてもらったうえに、さらに昨日の王将戦の感想を教えていただく。

結論だけ書くと、私の昨日の研究は間違っていた。
▲23金と打てば勝ちと思っていたのだが、その時に先手玉には長手数の即詰みがあったようだ。
自分の研究不足と、良く調べずに昨日書いたことを軽率と感じる。

詳しくは、これからの新聞や雑誌や観戦記等で詳細は報道されると思うのでここには書かない。ぜひ買って読んでください。
田中九段にはほかにも、現場での研究の空気とか、その他いろいろを聞かせていただいた。
どうもありがとうございました。m(__)m
やはり、同じ一局の将棋を見るのでも、一手、一手対局者と同じスピードで、さらになるべく近くで見たほうが、かなり勉強になるということを、またしても痛感。

仕事だった南九段と新幹線で帰ってくる。
この数少ない(?)私と同様に 携帯電話を持たない主義の南九段と、世の中があまり便利になりすぎるのもあまり良くないというような話をしながら帰ってきた。
もちろん、「のぞみ」ではなく「ひかり」で…
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki