振り飛車の大流行の予感

50930
先日のある対局の日。
自分のところも含めて、５局中５局ともが振り飛車対居飛車だった。

きょうから始まった王将戦第３局も第２局に引き続いての四間飛車。
羽生さんも、谷川さんも時々後手四間飛車は指されているが、もしかしたら最終局まで、後手番を持ったほうが四間飛車というのが続くかもしれない。
矢倉なんかで、タイトル戦で同一戦法を先後どちらを持っても続いたとかいうことは何度もあるが、後手を持ったほうが四間飛車というのがずっと続くということは今までのタイトル戦では、一度もないはず。
居飛車も振り飛車も指しこなせる人どうしのタイトル戦でなければおこらない現象だからだ。
だから、たぶん現棋界では、羽生ー谷川戦のタイトル戦でなければ、そういうことはまずおこらないと思う。だからこそ、そういう期待も少しはある。

羽生さんはオールラウンドプレーヤーで何でも得意なのはいうまでもないが、時々次に対局する人の得意戦法を指すということもあるような気がする。
もしかしたら、棋王戦で久保六段との対戦を控えているということも少しは関係あるのかもしれない。

昨日はどんな戦法になるかを予想して見事にはずれた（笑）
本日も懲りずに封じ手予想。
△４二角だと思う。
なぜならば、さっき指した練習将棋では、そう進んだから…。
こんな理由で果たしていいのかな?
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki