竜王戦、羽生勝ちで最終局に・・・

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午後から連盟。書道教室で書を習う。
ふだん鉛筆やペンでさえ持たず、文字はほとんどパソコンで書いているので
筆を持つのは楽しい。
かなり、たくさん練習した。

4時半ごろから棋士室で検討。
今日も多くの棋士がいた。
対局の合間にちらっとのぞきにきた小林八段、小阪七段。
道場で解説の内藤九段、脇八段、東七段、浦野七段、神吉六段、長沼六段、平藤五段、鹿野女流初段。
昨日王位リーグ入りを果たした長沼六段が、何人かの棋士から、祝福され、また冷やかされている。

さて、竜王戦第六局だが、昼食休憩の▲11飛と羽生さんが打ち込んだ局面では居飛車良しとの意見がかなり多かった。
その後、藤井竜王が△27角、△33金と受けの好手を連発し、△63角成とひきつけたところでは、逆に防衛かの声多し。

羽生さんの残り時間が少ないのだが、今日の検討陣は、私も含めてかなり羽生さんの好手を予測できなかった。
特に△75歩のタイミングでの▲53香成からの▲75歩とか
△69龍に対して▲68金とかもそう。

▲94歩に対して△84香と打った手については、驚きの声をあげる棋士が多かった。
衛星放送が△76銀を伝えて、番組が終了したあたりで、羽生さんの勝ちという結論となった。

中終盤が難解で、
「今までの6局の中で、今日の将棋が一番熱戦だった」という声、多し。
最終局は、25、26の両日に行われる。
放送時間を延長したNHKさんと、
インターネット速報を前局より実現させた、読売新聞ほかの関係者の功績も素晴らしい。
神崎健二(c)