手帳の季節

29325
今年もいよいよあとわずかとなり、カレンダーとか、手帳とかの季節になってきた。
毎年、棋士は将棋連盟より、来年の将棋手帳をもらうが、今年は、縁があって囲碁の日本棋院発行の囲碁手帳ももらった。
日本棋院さまどうもありがとうございます。
将棋手帳とは、奨励会に入った頃からの長いつきあいだが、囲碁の手帳を見たのは生まれて初めて。
目の前に両方あるので比べてみた。

身長・・3〜4cmぐらい囲碁手帳のほうが背が高く、値段も高そうに見える。
ページ数・・・囲碁→93ページ 将棋→77ページ
行事予定・・・週刊スケジュールの中に、囲碁のほうは、なんと!!おもな大会の予定がある。
過去の棋戦の優勝者、対局成績表、囲碁将棋の盤面の図面・・・どちらも同様で似ている。
棋士系統図・・・将棋にはあるが、囲碁手帳には見当たらない。(載せたとすれば人数多くて大変そう)
棋士の紹介・・・将棋手帳には生年月日、住所まで載っている(載せていない人もあり)が、囲碁は段位と名前だけ。これは、棋士の人数の違いが原因かな?囲碁棋士のほうが多いからかな?
普及指導員の名簿・・・囲碁にはあるが、将棋にはない。

最後のページ・・・将棋手帳にはないが囲碁手帳に載っている言葉発見。
「無断○載を禁ず」
私もあまり詳しくなかった言葉なのだが、最近少しだけ詳しくなってしまった(笑)
このひとことを見つけてさすが日本棋院やなぁ〜と感心。
将棋のほうも、念のため、つけとけばいいのに...。
もしかしたら本当はどこかに書いているんだけれども、私が見つけられないだけかもしれない。

でもひとつ心配がある。「無断○載を禁ず」と書かれているのにもかかわらずその部分をここに引用してしまっているからだ。
その対策として、○のはいった文字に代えてしまったけれど、こうすることに、はたして何か意味はあるのだろうか?(笑)
神崎健二(c)