懐かしい風景

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ビッグコミックの「聖」読む。
ふだんよく見慣れている風景だが、会館の一階のロビーの風景や、対局室の掛け軸の本数が3本、(おそらく18歳の村山四段のときなら事実どうり)というのを見るとなぜか嬉しくなる。
そして村山くんが借りていたアパートの公園方面から見た風景が、あまりにもおんなじだったり、アパートの2階への階段の角度までおんなじだったので、実に懐かしい気がした。
そのアパートは、村山くんが住みはじめる前から、奨励会のほぼ同輩が住んでいたので、何度も訪れていたからだ。

自分より年上の人は、なぜむかし話をするのだろうか?と以前は思っていたが、
自分と同じぐらいの年のまわりの人も、最近むかし話が好きみたいだし
私も、このように懐かしい風景をマンガで見ただけでも、いろんなことを思い出していく。
そのようなことを考えながら、本日ひとつ歳が増えた。
おめでとうと、書きこんでくださったみなさん、どうもありがとうございます。
神崎健二(c)