本だなが充実

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今日からもう12月。
風が強く落ち葉が舞っている。
あれだけ暑かった夏がうそみたいだ。

新刊が3冊送られてきた。
まず、「ゴキゲン中飛車近藤正和四段著
四段で自分だけの戦法を本にした棋士というのは、はじめてかも?
戦法のネーミングがよく、著者の近藤くんも明るく楽しいゴキゲンな性格だ。

次は「谷川の21世紀定跡・1・角換わり編」谷川浩司九段著
歴史や、端歩の意味と突くタイミングまで解説されていた。
この後 85飛を含む横歩取り編、藤井システムを含む四間飛車編と続き、その次は
たぶん矢倉かな?
...というのが、私のしっけいな読み筋(笑)

最後に「村山 聖名局譜」羽生善治先崎学 共著
この本の作りかたには感心した。
会話を読むと畳の控え室桂の間で、あぐらで対局中の将棋を研究している羽生五冠と先崎八段の姿が浮かんでくる。
ふたりで、研究しながらの将棋の解説という形態はこれからも、時々あるかもしれない。また、インターネット上で将棋を解説する時にも、少し応用がきくかもしれない。
掲示板に書き込んでいただいたかたもいらっしゃったが、かなり目立つところに
同じ日付けに四段になったということで、誰かさん(笑)も登場している。
資料を見て少しびっくり。
はっきりとした局数までは知らなかったけれど14局も対戦していたんだなぁ〜
神崎健二(c)