インターネット時代の将棋観戦

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近代将棋1月号に観戦記者鈴木宏彦さんが
「インターネット時代の将棋観戦」
という題で、かなり具体的に、タイトル戦のインターネット中継の長所と弱点を述べられている。
私もかなり前に、その話題についてここに書いたこともあったのをだが、
鈴木さんの文章は、さらに突っ込んだ内容。
通信環境の問題、各新聞社の送信側のメリットの問題についても述べられていた。
各新聞社の担当者、将棋に関するホームページの持ち主、その他、多くの人に一度、読んでいただきたい文章だ。

HPを持っていて、反応が早いなぁと、思うことが時々ある。
それが面白くてやっているのだけれども(笑)
2日ほど前に発売されたばかりの、この鈴木さんの原稿に対する、感想と、意見まですでに私のところにメールで来ている。

内容は、次の通り
(鈴木さん読んでますか)(笑)
「有料中継を本当にやってみようという新聞社はいないのだろうか?
サーバー構築に費用は必要だと思うが新聞社のサーバー増強程度でできないのだろうか?
ファンがもっと、しっかりと声を上げるべきなのでは?
需要がないと思われているから、やってもらえないのでは?」

私は、知識がまるっきりないので、サーバーという言葉の意味さえ良くわからないのだが最後のほうの、ファンがもっと、声をあげるべきなのではという意見は、その通りだと思った。
ある観戦記者は、新聞社に、観戦記の感想や、意見が送られてくるのを楽しみにしているし、またその声を観戦記に反映させているという。

これだけ、棋士の応援ページとか、将棋に関係するページが増えてきたのだから、
いつもの自分のごひいきの棋士の応援をするだけではなく、
連盟や、新聞社に、もし有料で中継されたとすれば、これくらい多くの熱心なファンが、うちのページの常連にはいますというようなことも、伝えていくことも
そろそろできるのではないかと思う。
そういう多くの声とファンの支持が゛なければ新聞社も、新しい試みに踏みきれないのではないかと思う。
神崎健二(c)