更科

23111
昨日の夕食は、淡路九段と、福島駅ガード下の「更科」に行った。
現在の会館が立った直後から、何回行ったか分からないぐらいなのだが
(近所のアパートにしばらく住んでいたこともあるので)ここのおばちゃんとも顔見知り。
で、淡路九段や私が棋士ということももちろん知っている。
年明けに放映されるドラマ「聖の青春 」(だったかな?)のロケ が今度この食堂で、あるそうだ。
「お客さん役のエキストラもさがしてるみたいなんで、良かったらどうですか?」
もちろん、おばちゃんは親切に言ってくださっているということもよく分かるので
淡路九段も私も、ていねいに、やわらかく、お断りした。
めし屋の客にこの二人がこっそりと紛れこんでいたら 、面白い絵なんだけど..(笑)

長らく関西将棋会館棋士室のレギュラーだった村山君(敬称迷ったけど・・これでいいや) のことは今でも時々思い出す。もちろんビッグコミックも欠かさず読んでいる。

こういうことを感じているのは、私だけかも知れないが、村山君は、果たして自分が死んでしまってからも、こうやって本や漫画や、ドラマになることを望んでいたのだろうか?もっとそっとしておいて欲しかったのではなかったのだろうか?

悲劇で終わることのわかっている、コミックや、ドラマを見るのは、いろいろ思い出してたぶん、つらいような気がする。
でも、私以上につらい想いをして、協力されている方々もいらっしゃる。

だからこそ、コミックもドラマもしっかりと 見届けておこうと思う。
神崎健二(c)