棋士室の竜王戦第2局研究風景

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昼過ぎより、連盟。本日の竜王戦第2局の大盤解説会の助手の村田三段が、早く現れたので12飛に46歩のあたりを研究。
一触即発という局面なので、ある程度のところまでの自信を持った研究。
対局中の谷川さんも、相手の手番の時にちらっと、棋士室に降りてきて眺められていた。
もっとも激しい駒の取り合いの変化になった。
解説担当の浦野七段、神吉六段、長沼六段、伊藤博五段、本間五段、山本四段や、奨励会の三段も何人かいたが、藤井竜王が飛車をおろしたあたりは、振飛車もちの意見多し。
でも、その数手後羽生五冠が飛車を打った局面では、その手に対する受けかたがなかなか判らないこともあって、居飛車もちの声も多くなる。
その後は、なかなかはっきりせず、半々といった感じか?
6時半ごろの情報を最後になかなか、指し手が来なくなる。羽生さんの残り時間がわずかしかない。
次に7時45分頃に指し手のファックスが、届いたときは、それから40手あまりが進み双方1分将棋の大熱戦の末、羽生さんがタイにしていた。
「時間なくっても終盤強いなぁー」という声が多かった。
モニターには、王将リーグの谷川-佐藤戦の感想戦が映っている。
なにか軽視されたのだろうとは思うが、佐藤さんらしからぬ、不出来な内容。
深夜の衛星放送の福崎さんと高橋和さんの解説が楽しみだ。
神崎健二(c)