呼吸

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本日は連盟書道部。4、5年は習っているが、いまだにあまりうまくならない。
先生は小伏小扇先生という、教室をいくつもお持ちの偉い先生に、会館まで教えに来ていただいている。優しい女性の先生でいつもていねいに教えてくださる。

「書を書くときは、息はどのようにするものなのでしょうか?」
鹿野女流初段が珍しく?まともな質問??

先生「海外に行ったときもそれと同じことを聞かれたことがありました。」
海外にて展覧会とか開かれることも多いみたいだ。
先生「特に意識して止めたり、吸ったりせずに、ふだんと同じように自然体で書かれるのがよろしいかと思います。.....と別の大学の書道家のかたが申されてました。私もそう思いました。」
というような感じのことを説明されてたような気がする。

ある棋士の説によると、指す前にひと呼吸おいてから指すと見落としがぐんと減るらしい。なるほどとは思うのだけど・・。
実際は、夜戦になると、両者疲れて、肩で息しながら指しているということになり、当然息も乱れ、最後に悪手を指したほうが負けという闘いになる。

習ったあと、新入部員の歓迎も兼ねて、浦野七段らと数人で喫茶店
楽しい会話のあと解散。
勘定は、いちばん段の高い人持ちだった。
神崎健二(c)