深い読み

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昨日、棋士室にて、「毎日日記つけなきゃだめじゃないですかー。
最初のころは毎日書いてたのに、さぼってるでしょ」と言われた。
いや。違うんです。毎日つけてるんですよ。
ただ、日付を入力ミスしたり、前日のできごとを夜中に書くこと多いから
日付が跳んだり、同じ日付がふたつあったりしてるんですよーっ。
弁解終わり。
でも、注意して読んでるということをその人は言いたかったのだろうから
今も夜中に帰宅後すぐつけることにする。

昨日は、B級1組と、B級2組の順位戦
関西将棋会館を出たのは深夜、1時30分、まだ一局だけ感想戦が続いていた。
さっきまで行われていた対局も、逆転があったり、夜中の秒読み中のわずかなミスで決着が着いたりする。

23時ごろの棋士室。
快勝に気をよくして、ご機嫌のベテランの先生。
対局は終えて、終電で帰れるのだか、ほかの将棋の検討と、感想戦を聞くために
タクシー帰りを選ぶ棋士

いちばん人気があるのは、昇級候補どうしの一局の検討。
終盤戦になっても長考の応酬。検討していても、次々と結論が入れ替わる。
難解に超の文字がつく。
それどころか、感想戦の時質問しても、横で見ている人にはとても浮かばない、気づきにくい負けにくい手を、示される。さすがに、当事者の読みは深いと感心する。

一局残っていた感想戦、もう終わったころかな?
神崎健二(c)