負けて残留

 6時から、待望のおお一番を観戦。シドニーオリンピック、サッカーのブラジルとのおお一番。応援のかいむなしく0−1で敗れる。
 スロバキアという米長理論を実践した国に助けられ、予選通過となったが、
トルシェ監督の負けて威張っているインタビューは、少し不愉快。
 若乃花や、4年前のマイアミの奇跡の功労者西野監督らも
ゲストで出ていたが、こういう勝負の場で生きている人たちのインタビューも
負けても内容が良かったという感想。
 内容が悪くても、勝たなければならないのが勝負だと私などは思うが・・。
 特に、西野さんには、こんなことでは、金メダルは取れないとか
俺が監督の時はなりふり構わず守り倒して、勝ったんだとか
もっと檄をとばしてもらいたいと思った。
 ちょうど、順位戦最終局で負けて残留した棋士が、みんなの前で喜んでいる
みたいでとてもいやだった。
 そんな人は、決して来期、挑戦者になったり、昇級したりできないと思う。
神崎健二(c)

注*米長理論 自分にあまり関係がなくて、相手にとって大きな一番ほど
      一生懸命戦わなければならない。
      それを実践していく人には、勝負の女神はほほえむ。