前日設営

夕方から関西将棋会館へ。
明日のチャリティイベントの設営をする人がいるらしいという噂を聞いたので行ってみた。

午後5時ごろ、子供教室の講師の最中の藤内四段と、藤内四段の片腕的な存在で今回もすでに準備の盤を並べたりしてくれている藤田二段がいた。
何人かが練習対局や研究中だったが、明日の出演予定者の中から大石四段と室田女流初段にも声をかけて、子供教室終了後の5時半ぐらいから設営。

4階でぐるぐる将棋用に机を移動したり、5階で特別指導対局準備、道場閉店直前の時刻に2階奥の席上対局の準備、机かたづけ椅子並べ等。

サッカーのチャリティマッチが、Jリーガーや代表選手だけでは実現できない。それと同じで、今回のチャリティイベントの設営や計画、それと明日の本番でも、ボランティアでいろいろとすでにしていただいている、指導棋士奨励会員のふたりの力は大きい。

室田さんは以前より決まっていた仕事もあり、明日は前半しかこの場にはいられないので、明日舞台にたっている時間よりも、本日の準備を手伝ってくれた時間のほうが長いということになる。
盤を並べたり台車を押している姿を見て、ふと故板谷進九段にこの孫弟子の姿を見てもらいたいと思った。

途中、二階道場閉店待ちも兼ねての夕食休憩もしたものの、指導棋士奨励会員だけにまかせるのではなくて、若手棋士女流棋士、若手ではない棋士という構成で準備という珍しい組み合わせで楽しく準備。
本日は出かけてみて良かった。

明日はすでに事前申し込みをされている人だけでもかなり多くの数と聞く。

時間をかけて準備できれば、最善手や理想形に近いイベントも、今回は持時間の関係で、悪形で次善手かもしれない。
代表者も忙しくて、本日は別のイベントで普及活動中のはず。

本日準備して明日の午前中に余裕ができたぶんだけ、さらに打ち合わせを念入りにしたり、色紙をそのぶん多く準備したりして、ほかにもたっぷりとある大事なことの下準備にまわして、成功に近づくことを願う。

明日の午後1時までにここを読む人は少ないとは思うが‥。
ご来場される皆様、不備は多いかもしれませんが、趣旨を理解していただいて、成功するようぜひご協力ください。
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