不可解な消費時間

昨日は対局。岡崎六段とC1順位戦

相矢倉から、決戦になり、もっとうまい順があったかもしれなかったが、妥協の手順。
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ここから、▲5二歩△同飛に▲5五歩。△4五銀には▲4三歩成や▲6三金が飛車に当たるという狙い。
しかし、残り時間50分ぐらいの局面で、▲5五歩しかない局面で12分も考えているのは自分でも不可解。

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ここでも迷う。▲5五歩の予定だったが、▲6三金でさらに得をしようとまたしても12分の消費。
実際はどちらでも有利な局面。残り時間は20分を切る。

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その後も小考を繰り返して一分将棋の秒読みでこの局面。

敵玉を詰ましにいくでもなく、自玉を受けるでもなく
▲7五角か▲6四角か迷って実戦は、▲2一と。
 コツコツと積み上げたものを失ってもしかたがないような大悪手。
正解は▲2二金か▲9五同香。

慎重さと決断の鈍さが重なっての逆転負け。

長時間の感想戦後、始発の電車が動くまで待って、そして帰宅。
Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>