週刊将棋「リレー・記者のまなざし」

週刊将棋「リレー・記者のまなざし」『今、将棋界必要なもの』は週刊将棋の中でも真っ先に読むコーナー。
今までにも日本経済新聞の神谷記者、しんぶん赤旗の久保田記者、産経新聞の藤田記者。

そして今回は日刊スポーツの赤塚記者。
「ブームは危険」と題した、地に足をついた施策を考えることの大事さを説かれた文章。

週刊将棋の同じページには、瀬川四段の、女流名人戦現地イベントや、yahoo!の子供たちの質問を受けるコーナーへの出演記事も掲載されていた。
今までの新四段の中で、もっとも忙しく、多方面からの取材を受けている新四段。
扇子も発売開始らしい。
普通、棋士はA級に上がるとか、タイトルを取ってから初めて連盟発行の扇子を作る。

話題になるから、売れるかもしれないからという理由はわかる。
でもあまりにも特別扱いをこれからもずうっと続けるということは、やはりおかしいように思う。

そんなことも少し感じていた時期だけに、赤塚記者の書かれていた内容には耳を傾ける必要もあるのではないかと感じた。

大きなことが変わったのかもしれないし、もしかしたら変わらなければやっていけなくなったのかもしれない。
赤塚記者が次回に書かれることや、これからも書かれる記者のかたがたのいろんな視点での考え方、「将棋界に必要なもの」は果たして何なのか?

これからもとても注目して読ませていただこうと思っている。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>