名人戦は手損角換わりに.

毎日新聞社主催 第63期名人戦七番勝負 森内名人―羽生王将戦が開幕。
BS中継で午前中の進行を観戦。
後手の名人が6手目に△4二銀と上がるという手損角換わりの中でも珍しい指し方。
練習将棋で同じ指しかたを指したことがあるのだが、先手が飛車先を2六で止めていることもあって、なかなか後手をもって指しこなすのが難しいという印象をその時には感じた。
解説者の島八段が、手損角換わりの後手の勝率の悪さを指摘。
その島八段も時々採用していることも多いから、単なる戦法の勝率というものは、島八段自身もそんなに重要だと思っていないのではないかと想像している。
この先、名人のていねいで用心深い駒組みが続くことだろう。
<午前11時半 記>
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