記憶のあいまいさ

午後は研究会。そのうちの一局は、有利な局面からのたよりない指しまわしでヨレヨレになりながら勝つ。
感想戦で、実戦でこちらが見送った激しい変化を少し検討。
「なるほど。この角打があるのではたいしたことがないかなぁ〜。」
とその変化を打ち切る。

ところがその局面、実は14年前に自分が公式戦で経験していたという事実に、数時間後に気がつく。ずうっと気がつかないよりはましとは思うのだが、少しがっかり。もう700局以上も公式戦を指しているのだから次々と忘れていきそう。
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どうもありがとうございました。
確かに忘れるということも、棋士にとってはとても大事なような気がいたします。
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<12日・追記>