関東地区予選

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6月27日 日曜
モノポリー日本選手権 関東地区予選に出場。
会場は両国国技館近くの国際ファッションセンター。参加者は120人ぐらいで8人の代表枠を争う。
関東での大会に出場するのは初めて。
でも、関西での大会にも今までに多くの関東近辺の方々が出場されているので、顔見知りのかたも多いのも少し心強い。

審判団も充実していて、ほかの大会の優勝者や上位入賞にて代表権を持っている10人前後の審判団は手厚い。
司会は、会長杯という大会で優勝された高校生の女の子井上聖那さんだった。
大会開始時に、司会者からの審判紹介。その大会の冠と審判の名前も紹介してゆく。
島朗杯優勝の山本昌穂…」
という時に、近くの参加者から
「えっ!しまあきら杯って、そんな大会もあるんだ」
と話声が聞こえる。
もしかしたら、将棋のことにも詳しい参加者だったのかもしれない。
そういう名前の大会を企画したかたのアイディアと、毎年名前のつく大会が行われることに多大な協力をされている島八段はすごいと思う。

1ゲーム目 1727ポイント、2ゲーム目6000ポイントと圏内で、
第3ゲームにのぞむ。ここで、元日本選手権優勝で、世界大会にも出場のご経験もある吉田幸正さんと同テーブルに座るという幸運に恵まれる。
アマ将棋大会に例えれば、県大会の段階で、関(則)さんや沖さんと大会で対戦するような気分と説明すれば、わかりやすいだろうか?

5名中、私も吉田さんもっとも展開にも恵まれず、苦戦。
残りの3人が有力色でスタート。あつかましく、お願いするしかない。
なんとか苦しい態勢ながらも、勝負所を作れるような交渉をお願いして、勝負している3人に仲間入り。いくつかの難関をクリアして、さあこれからという時に、一生懸命建てた基地を「修理」するというカードを不幸にも引いてしまって沈没。
その後も観戦していたのだが、展開にもっとも恵まれなかった元選手権者は、お願いしながら、サイを振り続けてそのテーブルでは2位だったようだった。

途中対戦した年配の初心者のかたに、「神崎七段やったら知っとる。」と声をかけていただく。「三段で菊地常夫先生(七段)に習っている」とのこと。
きっと、将棋のほうも激しい攻め将棋なのに違いないと想像…。
Copyright (C) 2004 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A><