三局連続の横歩取りに

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23(火)
大津から徒歩10分の<A Href=http://www.biwa.ne.jp/~ueda/iscenter/ Target=_blank>島ノ関囲碁将棋センター</A>をお借りしての、モノポリーの集まり。
知人との二枚落指導対局も少し。
2位、3位、1位とまあまあの成績。
往復の電車の中では、現日本チャンピオン氏に、いろいろなゲームでの考え方や、技術論、運営方法を聞かせてもらい、とてもためになる。
どうもほかのゲームの話をしても、自分の職業の「二人での完全情報対戦ゲーム」の発想から抜けきれない。
数多くゲームが存在している中で、「将棋」というゲームをプレイするということが職業と成り立っているという環境に改めて感謝。

24(水)
対局。王座戦。最近好調の様子の神吉六段と。
相手の得意戦法でもある相穴熊に。
昼休みには王将リーグ入りの一局を対局している谷川王位と阪神タイガースの話題。

対局のほうは、駒得をしているのだがそれでも難しいという局面に。銀を成るか不成にするかという分かれ道。

ふと王位戦第五局での5一銀不成を思い出す。
あの時は、検討していても、成るという発想は思いもよらなかったが、あとで成るという手があったということを知り驚く。

長考の結果不成を選ぶ。当然不成がマイナスになるような手順を選ばれて難解。
対局中は(やっぱり間違えたかな?)と後悔していた。
金を打って金を受けるという千日手模様の局面で、寄り筋を見つけて勝ち。
感想戦で調べてみたら、「不成」ではなくて「成」だったら本譜の進行よりさらに苦戦となっていたみたいだった。

25(木)
昨日の対局で米長永世棋聖が王将リーグ入りされたようだ。
引退直前の最後の王将戦というのに、やはり凄い。

本日午後六時からの関西将棋会館道場での大盤解説会に備えて
<A Href=http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/ Target=_blank>日経ネット将棋王国</A> で、王座戦第三局(羽生王座―渡辺五段戦)の進行を見る。
やはり予想どおり三局連続の横歩取りに。
第一局や第二局と似た局面になるか、それとも別の戦いになるかに注目している。
<9時55分 記>

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>