微差

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昨日は、A級順位戦の谷川王位―藤井九段戦の観戦。

<A Href=http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/syougi/ Target=＿blank>毎日将棋インタラクティブ</A>でも昨日の朝から、▲６八飛△６二銀という不思議なスタートを伝えていた。
結局定跡形に戻る。

夕食休憩後は、振飛車ペースと見ていた。淡路九段や長沼六段らとの検討でもそういう結論だった。
少しずつ難しい形勢になり、最後は「読みきり」という手順で谷川王位が藤井玉を即詰みに。
感想戦を聞いてみて、いくつかの振飛車良しと思っていた変化が、そう簡単には良しとはならないことを順に示された。藤井九段はそのあたりはとても深く読んでいたように感じた。
差があったように見えていても、実際はほんの微差だったということだろうか…。

この対局の様子は、中砂公治記者による観戦記にて、毎日新聞紙でぜひよろしく。
Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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