「ずばり提言」(対局風景) 上

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将棋世界7月号「ずばり提言」蝶谷初男さんの「日常の対局風景を生中継」を読む。

棋譜が埋もれてしまう対局も多い→対局風景をインターネットで絵として流す→指し手と解説もつける→有料→会員登録制→パスワード→バナー広告収入→野球は数万人の中でプレーしているのだから、棋士も見せるのも商売と言っていた棋士も…

単語をつないでみると、だいたいこんな流れ。
活字の「将棋世界」にこういう文章が掲載されたのは初めてに近いと思う。

そういう需要に向けて供給する態勢を整えるのには、数々の問題点がある。
費用も手間もかかる。有料にして収益を得るのはなかなか大変。バナー広告収はほんのわずかだろう。

「<A Href=http://www.ryuoh.jp/ Target=_blank>竜王戦倶楽部</A>」でさまざまな試みをされている読売新聞の小田尚英記者が、世界誌にもコメントを書かれているように、「採算」となると「人手」と「経費」のことを考えればなかなか難しい。
私の現在の印象も小田記者の説にかなり近い。

将棋世界」にこういう提言が出されたということや、それについてのコメントを小田記者に述べてもらったということは、とても意義のあることだと私は感じている。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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