テレビの話ふたつ

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昨日の夜中は0時55分からサッカー観戦。日本ーウルグアイ戦。
プロ野球の開幕と重なった影響もあり、夜中に時々眠りながら見る。
でも、1ー2からの稲本選手のシュートは、眠い目をこらしてでも見た価値はあった。

本日夜は、NHK大阪局制作のドラマ。
「われ、晩節を汚さず−新夫婦善哉」
演出が、長沖渉さん（朝ドラ制作でご一緒させていただいたことが有）ということもあって拝見。

主人公の百三十銀行頭取、松本重太郎（小林薫）はとても生き生きしていた。
南海電鉄、アサヒビール、毎日新聞社など多くの企業の創設にもかかわったともいう。
大阪の堂島に何千坪もの豪邸を持っていた。
日露戦争の影響の不良債権によって、銀行が事実上倒産。
債権処理のために豪邸をすべて手放すことに…。
その時の、妻の浜（藤山直美）とのやりとりもとても良かった。

ほんの少し、音楽担当とか、登場役者の一部が「ふたりっ子」と重なっている部分もあったところが、長沖ディレクターらしいと思う。
数年前の旧大阪スタジオや関西将棋会館ロケでのできごともいくつか懐かしく思い出す。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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