京都新聞 棋王の角落戦

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昨日の夕食は、京都新聞の夕刊に観戦記を書いている野間四段と。

京都新聞では、毎年正月の夕刊に、京都近辺のアマ強豪と、棋王タイトル保持者を含めた三名ずつの棋士との駒落ち戦が恒例となっている。

私もだいぶ前に、谷川棋王と小林八段(肩書きは当時)との三人で京都にお邪魔して角落ち戦を指させていただいたことが一回だけある。
その時の下手は昔からよく知っている詰将棋作家の山田康平君だった。

京都新聞関西将棋会館にも配達されるので、正月には、羽生棋王とアマの全国クラスとの角落戦を、夕刊を探して時々拝見する。
棋士の間でも、羽生さんの角落上手の指しまわしの評判は高く、私以外にもその角落戦に興味を持っている棋士もいると思う。
だいたい、ほとんど羽生棋王の勝ちという結果が多いみたいだ。

昨日、野間四段にどのくらい、棋王が角落ちで勝っているかを聞いてみたら、今年の正月に掲載ぶんまで1敗のあと10連勝ぐらいはしていてほとんど負けていないという。
これは、棋王の連覇記録(12)にも匹敵するすごい記録である。
何局も指していると平手でさえこうはいかない。

来年の正月掲載ぶんには、
羽生棋王には、本年度アマ名人戦ベスト4の京都代表の前川尚三さんが角落ちで
福崎八段には、高校生の大会の団体戦で全国優勝した高校生が(角落ち?)
村田四段には、武田俊平元アマ王将が平手で
それぞれ挑戦ということを観戦記担当者に、聞かせてもらった。

また、来年の正月の
<A HREF=http://www.kyoto-np.co.jp/>京都新聞</A>
の夕刊もとても楽しみにしておこう。

Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki