本日の下地となっているかもしれない図

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この図面は、7月1日に対局された王座戦本戦トーナメント二回戦。
先手が郷田九段 後手が森内名人。 47手目の局面。
まさか本日のタイトル戦がこう進むとは思っているわけではないが、図面を出すのに日経さんの棋戦なので気軽に載せさせていただいたということもある。

この7月1日に同じ特別対局室の隣での対局の佐藤康光棋聖丸山忠久九段戦=A級順位戦(毎日)の観戦記では、隣の王座戦でも横歩取りが戦われていたと書かれていた。
もちろん、佐藤挑戦者もその時に横で眺めていて、そのような戦いを解明してみたいという気も本日はあるのかもしれない。
また、羽生王座も同様と予想できる。そして双方とも準備万端とも思う。
この図の対局は、後手の森内名人が勝ったが、それに至るまでの変化はかなり多い。

現在まだ△2五歩の局面(40手目)だが、図の方向に進むのか、別の戦いになるのかとても興味深く観戦している。(15時40分記)
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki
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