王座戦第一局は本格的な相矢倉

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<A HREF=http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/>日経ネット将棋王国</A>
にて、
日本経済新聞社主催第50期王座戦第1局 羽生王座ー佐藤棋聖(先手)戦を観戦。

現14時で、△8五歩に、▲1七香と上がったところ。
そう進むかどうかは、あまり自信はないのだが、仮に△9五歩▲同歩△同香とした時に、先手の挑戦者が、▲9七歩とあやまってじっくり指すのか、▲9五同香と取ってその香を二筋に打って攻めに使って指すのかに注目している。

本日は、日経のサイト内で
正立会人である米長邦雄永世棋聖が、インターネットを使った短い解説を何回かされている様子。
たぶんタイトル戦の正立会人が、そういうことを正式におこなったというのは今回がはじめてだと思う。時々読みにいって勉強しようと思う。

その正立会人の米長先生、実は▲1七香までの局面を後手を持って、同一局面を一局指されていた。1984年の棋聖戦第3局で、先手の挑戦者は谷川名人(当時)で、米長棋聖が3連勝で防衛。泥沼流の真髄という終盤の力で勝ったというシリーズ。
その時の後手の指し手は△3三桂だったのだが、本日の正立会人は覚えられているだろうか?
私は、今から谷川浩司全集にて、その棋譜を並べて、中終盤の勉強をすることとしよう。
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