埋もれるには惜しい一局が世に出る

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毎日紙夕刊に、B級2組順位戦富岡七段ー北浜六段戦の掲載がはじまった様子。
この観戦記を書いている毎日新聞の中砂記者は、順位戦の当日はほとんど千駄ヶ谷の控え室桂の間に現れて、その日の中で最も見ごたえのある内容の将棋を夕刊に記事にしている。

その対局の棋譜を先日並べた時、「この一局の棋譜がどこにも公開されずに埋もれてしまうのは惜しい」と感じる見ごたえのある中終盤戦。
掲載されることに決まったのを見つけてホッとする。

昔の観戦記にはない現在的な表現で書くこともある中砂記者が、
その迫力ある一局をどのように比喩されるかを私はとても楽しみにしている。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki