端歩の重み

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本日は研究会。
端歩を付き越す時機と、受けるタイミングが難しい将棋。
たまたま、端歩の間合いが良く、ほんの少しだけ作戦勝ちになる。

何年も前に比べて端歩というものの比重がドンドンと高くなっているような気がする。
矢倉戦では、直接玉が攻められるため、特に細心の注意を払うが、その後いろんな戦法でますます「端歩」の持つ意味が大きくなっているような気がする。

囲ってから端を突くか受けるかどころか、端歩を突いてから、そこに囲うかどうかを決める「藤井システム」のような戦法まで流行していて、
ますます「端歩」をいつ突くか、いつ受けるか、手抜きするかは、難しい。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki