戦わないという戦い

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昨日は朝から研究会。
珍しく一局目は相手が入玉模様。二局目はこっちが入玉模様。こういうのも珍しい。

夕方はサッカーのニュース見る。2ー0で今日も勝ちトップ通過とはすごいものだ。

夜は連盟へ。
淡路先生と昨日のイタリアーメキシコ戦の同点からのロスタイムの時のボールまわしの話になる。
私には、負けたら降級する順位戦最終局を必死に戦っている姿がダブった。
国家の威信をかけて必死で戦っていて絶対に負けられないという気持が出ていて
当事者の精神的な重圧とかも良く出た光景だと私は肯定的だったのだが、
「試合会場まで足運んで最後があれでは、お客さんのブーイングももっともやろ。」
それは、そうかもしれないと納得。

朝からと金を作ったり、と金の頭に歩を打ったりしていたので、そうならない戦いかたもあったのにと少し反省。
なお、入玉将棋の対局相手は淡路先生ではない。

サッカーと違って、意識的に引き分けはできなくて、引き分けても指し直しで決着をつける自分の職業のゲームのルールは、いろんな勝負の中でもとてもスッキリしているほうだと思う。

A級順位戦感想戦を聞いてから帰宅途中、かなり遅い時間なのに、日本チームの青のユニフォームを着たサポーターをみかける。福島近辺のホテルを確保して大阪に応援にきていたのかな??
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki