ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則

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http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/w-link/

本日、新番組らしいクイズを見る。途中から見たのだが、6人ぐらいで共同作業で一生懸命クイズを答えて、時間がきたらその共同作業で誰がいちばん働かなかったを投票して、ひとりずつ減っていくという仕組み。

イギリス生まれで世界中でも人気があるとか…。
私なども、「アメリカ横断ウルトラクイズ」をいつも見てきたせいもあって
このひとりずつ脱落していくという仕組みはけっこう好き。
最初は力の弱い人から脱落していくだろうけれども、途中からは、強敵(…と皆から思われている人)が珍しくミスをした時などに、脱落リストに上げられたりしていくはず。
誰でも、自分が最後まで残るためには、最後に強敵を残したくないだろうから…。
だから、常に目立ち過ぎず、さらに下位に近くならないようにという位置をキープするという戦略が理想なのかも?

最も興味深かったのは、3人となった時の戦略。

古来の三国史や日本の戦国時代より3人(3か国)の時の戦略の定跡はこうだと思っている。
残りのふたりのうちのどちらかと組んでひとりをまず攻撃するということ。
逆に最も警戒するのは、ほかのふたりに組まれて自分が攻撃を受けるということ。

番組を面白くするためか偶然なのかはわからないが、残りが3人になった時の問題がいちばん難しくて、解答者もずいぶん間違えていたみたい。
でも、3人がふたりになった瞬間からは、私には、もうあまり面白くなくなってしまった。

単に知識の量だけで争うクイズ番組も面白いが、こういう人間性や、かけひきも必要な、人間味があふれる作りかたもまた見ていて面白かった。

自分は脱落するわけはないと思っていたのに、なぜか落とされてしまったという人に対するインタビューも面白かった。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki