記憶力を競う番組

242802
「いわゆる、投了といったところですね」と司会者の石橋貴明さん。
「はい」
島朗八段が、次の段階に進めなくて、リタイアした場面がテレビに映る。

記憶力を争って、完全な記憶力で優勝すれば賞金1000万円!というテレビ番組。
たまたま途中から見たら、ちょうど島さんの残念な姿。
もし、その時間帯まで活躍されていたのならば、悪いタイミングでテレビをつけてしまってごめんなさい >島さん。m(__)m

記号や、ウルトラマンが8個出てきて、あとで9個になり、なかったのは(ひとつ増えたのは)どれ?と聞かれるのはなかなかつらそう。
色を10色ぐらい覚えて、階段を登っていく問題ならば、色を文字に置き換えて
黄色、緑、赤、紫、黒、白は「き、み、あ、む、く、し」というふうに覚えるのがいいのかな? とか、
出場者の記憶力のすごさより、自分ならこういう方法で覚えてみたいなぁと 考えながら楽しく見ることができた。
テレビカメラの前でライト当てられて、その作業を行う出場者はなかなか大変だけれども…。

決勝は3人の人が、1000の温泉名を少しでも多く覚えるという作業。
本人の記憶能力以外にも、どういう方法でその学習をするかが、勝負を決めるだろうと思って見ていた。
三者三様の方法だったが、やはり素人目にも、この方法が一番、その記憶をほりおこす作業の途中に、自分がどの位置にいるか、わかりやすいと思っていた方法の五十音順で覚えていた関西弁の学生(?)が509個を覚えて、優勝したのは当然と思った。

もしまだまだこの企画が続くのならば、さらにすごい人は出てくるのは間違いない。
番組を見ているだけで学ぶことのできることは、あまりにも多くあるから…。

そういう記憶力を競うことに、出てみたいとかやってみたいとは思わなかったが、
そういう人々がどのような方法で、いろいろなことを覚えたりしているのかは、とても興味深く見ていた。特に、決勝までの3日間を自宅で、学習している姿はとても良かった。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki