NHK杯 解説 2

206310
*リハーサル
感想戦のリハーサルの時、マイクテストのため皆少ししゃべる。
「まさかこの将棋が双方入玉の引き分けになるとは思わなかったですね」
と言ってみる(笑)
感想戦の時は神崎さんがいろいろとしゃべってくれるので安心だ」と先崎八段
「対局室の温度はこんなものでしょうか?」とスタッフ。
「山粼くんはどう?」と聞く先崎八段。
かなり先輩でテレビ慣れしているとはいえ、対局直前に対局相手にこういうふうに
聞くのは少し珍しいような気がする。
「あ…はい。ちょうどいい温度です。」

*カット
結局感想戦もする間もないぐらいの大熱戦。放送時間オーバー。
少しは間があったほうがという間はすべて時間調整のためなくなってしまっていた。
ほかにも中倉さんの「将棋界とインターネットについて…」という質問に対して
「インターネットでタイトル戦や棋士の存在を知って、そして日曜の朝には教育テレビをつけて将棋番組を見るという新しいファンがドンドンと増えていってもらいたいですね。」
というふうに答えた部分が放映されなかったのは少しだけ残念。
でもしかたない事情もわかるのでしょうがないかな?

*FD
解説する部屋でいろいろと指示を出したり動き回っていただいているディレクターの女性の方は、なかなか親切で仕事がとてもやりやすかった。
BK製作のドラマ「ふたりっ子」もしっかりと楽しみに見ていたという話とかで休憩中に盛り上がる。

*感想戦
長手数で、放送にははいらなかったが、いろいろと両者ボヤキながらの感想戦
その模様は、毎月16日発売のNHK将棋講座テキストの観戦記に書かれるので、(確か高橋呉郎さんの観戦記) そちらもよろしく。

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