失速

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昨日は対局。王座戦予選山崎五段戦。
前回対局の時には、かなり有利になりながら追い上げられての逆転負け。

昼休み。
谷川浩司さんに
「時々巡回するHPにうちを入れていただきありがとうございます」
とお礼を言う。
↓のLong Drive では　50歳以上の世代を対象とはしているものの
将棋界の発展と普及に繋がる事業を目指されている。
谷川九段もエッセイを定期的に書かれることになっていて
その中のよく見る場所として、当HPもご紹介していただいていたからだ。
http://www.longdrive.jp/index.html

昼休みには山粼君ともこの間の棋士会の感想戦を少々。

そして、対局のほうは相手の意欲的な作戦が失敗して、大優勢。夕方には余裕で、相手の手番の時に朝日オープンの谷川ー千葉戦(谷川さんの逆転勝ち)の感想戦を少し聞いていたほど。
夕食休憩再開後、ますます有利に。
でも、ここからはいけない。激辛流の手があるのに、寄せに行き、
さらに、飛車を切って銀を取って寄りなのを読んでいながら、その切る駒が遊び駒だという理由だけで躊躇。
ひるめば差は縮まり、追い込まれて形勢不明に…。
気がつけばまた前と同じ失敗をしている。途中決め手を逃す。

最後は双方1分将棋の中、負け筋だったのを拾うという情けない内容。
後で記録係に、最短だった鋭い寄せ方を教わる。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki