疑問と矛盾

170848
ある品物を買いに行く。
店員さんにここのメーカーのものがいいですよと勧められる。
確かに良さそう。その店員さんは忙しそうに消えて行った。

迷った品のうちのふたつは、ほとんど同じ機能に見えて価格が3万円ほど違うみたいなので、その疑問が気になる。
そのふたつの商品はもちろん同じメーカーなのに、わざと離して置いてあるのも疑問のうちのひとつ。

いきなり見当違いのことを聞いてはみっともないので
商品に関する説明のプレートの各要素をφ(.. )メモメモしてみて比べて見る。
離れて置いているので少し面倒。でも疑問は解決せず。

勇気を出して、先ほどの人とは別の店員さんに疑問を質問。
「○○の数字が違うのが大きいのですよね。こういう品は…」と店員
「あの〜 その部分についてはいっしょみたいですけど」

「6.1と6.14のそのほんのわずかな差の0.04でもかなり違うんですよねぇ〜」
しかし、それは店員さんの勘違い。思いつきで口からでまかせを言っているのは確実だった。(なぜなら私のメモによると両方とも6.14だった。)

「△△のちょっとした違いなんかもかなり大きいのですよね〜」まだまだやめない店員(笑)
 (でもそれも同じ数字が表示されていた)

もう少しうまくだましてくれれば嬉しいのに…(笑)
もっと詳しい別の最初の店員さん呼ぶとかしてくれても良かったのになぁ。

やはり景気が悪いので、店も正社員の数を減らして、あまり知識のないアルバイトの店員を増やしているのかな?

品物はかなり買う気満々だったのだが、店員さんに聞く以外の方法で、たとえば本や雑誌などを読んで予備知識を得ることはそう難しいことではないので、出直してから購入することにした。

でも、ていねいなわかりやすい説明を受けて品物を買うよりは、かえって良い経験ができたような気がした。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki