小学生の真剣な姿

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大会の審判。
茨木市オークライオンズクラブ主催の茨木市少年少女将棋大会。
好天に恵まれたり関係者の呼びかけもあって170人近くの参加者。

本日は、ほかにも定期的な稽古の指導日とか、棋士の祝賀会とかいろいろ重なり、体が三つぐらいほしいぐらい。
でも、前より依頼されていたということもあり、茨木へ…
将棋教室コーナーで大盤を使って解説をする。
タイトル戦の棋譜を過去に使ったこともあるものの、あまりにも難しすぎたみたい。
本年は、身近な参加者の棋譜を使っての解説。
学校の授業のように、手をあげて、次の一手を予想してもらう。
一生懸命手をあげて当ててもらおうとする少年の姿を前にして、学校の先生になった気分。少しは上達してもらったような感触。

抽選のいたずらで、昨年の優勝者と準優勝者が早めに激突。
実力伯仲で、そこだけが果てしなく続く。どちらもものすごく真剣な顔。

大会は無事終わり、入賞者のインタビューというのがあったのだが、その中で
「本日はいろんな強い人と指す機会を与えてくださりありがとうございました」
という優勝者の挨拶は、私が小学生の頃では考えられないほど立派なあいさつだった。とても印象に残った。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki