対局のない日

44047
午後より連盟へ。
販売部でNHKのテキストの立ち読み。
ある記者の原稿に「ホームページで売りだし中の神崎六段…」
と紹介されていたのを見て、少しがっかり。でもしょうがない。
この言葉を「最近成績好調とか、○○戦で活躍中の」に変わるようにしなければ。

棋士室へ。
掛け時計はまだ掛かっていない。前の時計の日焼け?の跡だけが残っている。
対局がないせいか、静かだ。
昼の休憩中の職員の方と世間話。
自分が知らないことを教えてもらい、とてもためになる。

記録係をよくしている奨励会員が現れたので、実戦開始。

しばらくして増田四段現れる。
さらにしばらくして有吉九段現れる。
自然と有吉ー増田戦がはじまる。

自分ところの将棋の感想戦
「▲24歩と打って勝負になったと思ったんですけれど〜」といわれたので、
神「そこはもう手遅れ。そんなところよりはるか前が勝負どころでしょう」
本人のために、正直に教えてあげる。
有吉先生が楽しそうに笑っている。
うけを狙って言ったわけではなかったけれど、なぜか面白かったようだ。

増田四段が有吉先生の質問に答えながら
「最近東京で対局ばっかりで、忙し過ぎる」
と言っている。
そういえば、そんなセリフ、私は長いこと言ったことないので、うらやましい。
またいつか言ってみたいなぁ。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki